目黒の秋刀魚も高価?
日本も亜熱帯気候になり、自然資源も変化しているようです。
鰻が不漁で高騰したのは、土用丑の日の頃でしたが、今度は秋の味覚に異変が起きているそうです。
秋の味覚の代表がサンマですが、どうやら高くなりそうです。
仕入れ値は昨年と比べて2倍くらいになっているようで、先日のNHKのニュースでも、目黒でサンマ料理をウリにする店が出ていました。
去年は1尾150円前後だった仕入れ値が今年は倍の300円。
シーズンを迎えたサンマ漁は、各地で不漁が続いているそうです。
全国で水揚げされたサンマは、去年の同じ時期の7割以下にとどまる状態なのだとか。
北太平洋を広く回遊しているサンマは、秋になると産卵のため寒流にのって日本の沿岸沿いを南下していくのですが、今年は、その到着が遅れているというのです。
水温やエサの分布の影響という見方が強いようですが、原因は特定されていないとか。
魚の群の到着とともに少しずつ落ち着く見通しとはいえ、サンマの資源量自体が去年から35%も落ち込むという予想もあり、この秋は贅沢な味になるかも。
「三太夫、秋刀魚めらはいかがいたした?なにぃっ?北太平洋を泳いでおるとな?それはいかん。秋刀魚は目黒川に上るものに限る!」
田中三太夫さんも、さぞやお悩みでしょう・・・。
ところで、今年の「目黒のさんま祭り」はどうなることでしょう・・?
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