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2012年8月11日 (土)

再び「七夕飾り」

night七夕飾りと言えば、吹流しのような立派な飾りだけを連想しますが、実は7種類の品物で構成されているのです。

そして、この7種類の七夕飾りには、それぞれの飾りに意味があるのです。

  •  短冊  …学問や書の上達を願う。
  •  紙衣  …病や災いの身代わり、または、裁縫の上達を願う。
  •  折鶴  …長寿を願う。
  •  巾着  …富貴と貯蓄、商売繁盛を願う。
  •  投網  …豊漁を願う。
  •  くずかご…飾り付けを作るとき出た裁ち屑・紙屑を入れる。
            清潔と倹約を願う。
  •  吹き流し…織姫の織り糸を象徴する。
  • という訳で、吹き流しが現在の飾りつけの中心となっていますが、他の6種類の飾りを観察するのも面白いものです。

    写真の七夕飾りは、呉服屋さんのものでしたから、立派な紙衣が目立っていました。
    これは・・・、何も関係ありません。
    宮城県で最も有名な?ゆるキャラ「むすび丸」があしらわれた吹流しです。
    いずれにしても、江戸時代になって、無病息災や商売繁盛、技芸の上達などを願う飾りを
    笹竹につける風習が庶民に広まり、笹飾りの1つ1つに、意味を込めているという訳です。
    紙衣は、病気災害を除く身代わりとして、また裁縫や手芸が上達するように願った飾りで、 棚機女が神様に捧げた着物ということから、七夕竹の一番上に飾るそうです。
    短冊には、字を書いて学問や書道の上達を願います。
    などなど、いつの世も、人の願いというものは変わりはないもののようです。

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