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2012年7月11日 (水)

蚊帳

bearing蚊帳(かや)は、蚊などの害虫から人などを守るための網。
日本では通常、室内に吊して用いる箱型のものを指す。Fw:電子メールで送信: Kaya-s121-10<br />
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1mm程度の網目となっており、虫は通さず風は通すため、麻などの繊維、のちに化学繊維でも作られている。
就寝時に用いることが多く、簡単に取り付け、取り外しができるよう長押(なげし)のくぼみが鉤(かぎ)をかけるのに利用された。
また、長押に鉤を打ち付けておき、それに輪型の釣具を掛ける方式もある。
その長押は、今日の日本家屋からは消滅しつつある。

蚊帳など知らない人が多いでしょう。
かくいう私も、蚊帳の中で寝た記憶はほとんどありません。
かすかに、お盆に母の実家に行くと、祖母が蚊帳を吊ってくれたので、珍しくて興奮して眠れなかった記憶があります。
蚊だの蝿だのが、そこいらを我がもの顔に飛び回っていた時代です。
湿度が高くてむっとする中で、蚊取線香の煙が揺れて、その何とも言えない臭いが鼻についたのを思い出します。
田んぼでは蛙が鳴き、耳元では蚊があの"プ~ン"という高い羽音を立てて飛んで来るのを、一生懸命手で払って・・・。
こうして、日本の夏の夜は更けて行ったものでした・・・・。
そうそう、「蝿帳(はいちょう)」というのもありました・・・。
家具としての蝿帳は、戸棚の前部や左右を薄布あるいは網で覆った造りになっており、蝿などの虫が侵入せず同時に通気性も保つようになっているものである。
食卓に被せる傘状のカバーを指して「蠅帳」と呼ぶこともある。
折りたたみ式の蠅帳は、金属製の骨組みでできており、中心部分に取り付けられている紐を引っ張ると傘のように薄布あるいはネットが四方に開くもので、食卓やテーブルに伏せる形で用いる。
これも懐かしい・・・。

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