« 細川様のお殿様 | トップページ | 人形劇「怪談牡丹燈籠」 »

2012年6月23日 (土)

特撰落語会「市馬・雀々二人会」

riceball開演前に、会場近くで、深川丼・深川飯を食べて・・・。

「柳亭市馬・桂雀々 東西二人会」が正式な落語会の名。
   ◆ 強情灸       柳家ほたる
   ◆ 代書屋       桂雀々
   ◆ 七段目       柳亭市馬
   ◆ かぼちゃ屋     柳亭市馬
       ◆ 夢八         桂雀々
私にとっては、今日のベストは「かぼちゃ屋」です。
会場は、雀々さんの機関銃のような高座に大爆笑でした。
「やはり上方落語とは相容れないなぁ」と思いながら、あの「喧騒」の中で、半分以上寝ていました。
余計な言葉が多過ぎる、慌ただしい、着物の裾が乱れて見苦しい。
このあたりは、「桂雀々」師匠そのものです。
前の席で聴いていたという人が、爆笑したと言いながら、高座から汗とつばが飛び散って来たと・・・。
あの品のない騒々しい噺の間で、淡々と「かぼちゃ屋」をかけた市馬さんのスタンスが素晴らしかったし、出色の出来だったと思います。
与太郎が路地に入ってしまい、天秤棒が引っ掛かってUターンできないでいるシーンが可笑しくて、「そうだよ。これがオレの落語のくすぐりの原点だよ」と思い出しました。
学生時代、この発想や感覚が好きで、落語に没頭したと言っても過言ではありません。   

観客のほとんどが、雀々さんの芸に驚き、爆笑したと思います。
が、それを冷たい眼で見ながら、この場で江戸落語の良さと市馬さんの素晴らしさを改めて感じていたのは、私ぐらいではないかと・・・。
先日の「読売GINZA落語会」の「柳家権太楼」師匠の「火焔太鼓」も、あの"枝雀流"がいやだった・・・。
江戸落語原理主義者です。
そうそう、「柳家ほたる」さん、前座「権坊」から二つ目になって、久しぶりに聴きました。
なんて言うのかな、ちょっと小さく固まっていないかな、普通の噺家さんになってしまわないかな・・・と感じました。
大人になったんですね。「権坊」くん。

« 細川様のお殿様 | トップページ | 人形劇「怪談牡丹燈籠」 »

寄席・落語会」カテゴリの記事