« いつもの・・・ | トップページ | 「あおば亭」直前になって »

2012年6月 2日 (土)

目薬

先日、風邪が原因か、目脂が酷いので眼科に行きました。
薬を処方してもらいました。点眼薬が3種類です。
2種類は、通常の液状のもので、最低5分以上間隔を開けて注すようにと。
もうひとつがチューブに入った軟膏状のものでした。
就寝時に、瞼を開げて、チューブの先が眼球と瞼に当たらないように、薬剤を押し出して・・・。
やってみましたが、とても"難攻"しました
落語の「目薬」は、ちょっと、まぁ「艶笑噺」というのでしょうか。
この噺は、寄席でも聴いたことがないかもしれません。
落語らしくて、とっても良い噺だと思うのですが・・。
登場する夫婦は、典型的な落語国の善良な市民です。
ある大工の亭主、目が患っており暫く仕事にも行ってません。
女房は「お釜の蓋が開かないから、仕事に行っとくれ」と頼みます。
亭主はそれもそうだと思いますが、医者に行く金はありません。
そこで、買い薬で治そうと、薬屋に女房が買いに行きます。
店で、いい薬がありますよと言われ、「使い方は裏に書いてあります」と言われそのまま帰ってきます。
早速使おうとしますが、開けてみると粉薬。
どうすりゃいいんだと悩んでいると、先ほど薬屋で言われたことを思い出します。
裏を見ると字ばっかり・・・俺、字よめねえんだよ・・・困っていると、「ん、かなだったら何とか読める」
そう言って読み始めます「こ・の・こ・な・く・す・り・は・・・・」
さてこの次が漢字で書いてあって判りません。
「こりゃなんて字だ」「おまいさん、これは湯屋の女湯にある字だよ」
「そうか!女、と言う字か・・」
「おんな、しりにつけて、もちうべし」
古い字で”め”と言う字を”女”と読んでしまったのです。
女房の尻を出させて、そこに薬を付けます。
「ちょいとおまいさん、なんであんたの目を治すのに、あたしの尻に薬を付けるのさ?」
「だって、そう書いてあるから仕方ないだろ!それに家ではおんなはお前しかeないんだから・・・」
という訳で、亭主は女房の尻に顔を近づけています。
女房はくすぐったくて仕方ないので、思わず・・・ブーとやりました。
「馬鹿野郎!いきなりするから、薬が全部俺の目に・・・・そうか、こうやって付けるのか!」
ねっ、いい噺でしょ。
同じようなパターンで「尻餅」という噺もあります。
おかげさまで、私の眼もかなり回復して来ました。

« いつもの・・・ | トップページ | 「あおば亭」直前になって »

落語・噺・ネタ」カテゴリの記事