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2012年6月 6日 (水)

高座返し

eye「高座返し」は、出演者自らということかな・・・。
Photoところで、「高座返し」というのは、寄席での前座さんの仕事の一つで、前の演者が終わり、次の演者が上がる前に出て、座布団をひっくり返し、前の演者の羽織や湯呑みがあれば片付け、次の演者の「めくり」をかえすまでを言います。
おもに一番下の前座さんの仕事とされています。
従って、「お江戸あおば亭」でも、出演者のうちの年少者が勤めるという形になっています。
ただし、この高座返しも、簡単なようですが、慣れないと結構難しい仕事の一つで、基本的にはお芝居の黒子のように絶対に目立ってはいけません。Imgp0832
出番の切れ目で団体さんが入場してきた場合、お客様が全員席に着くまで、高座の端で客席の様子を見て、次の演者の出を調整したりもします。
座布団や、またたまに湯呑みが出る場合にしても演者により、前、後ろと好みの位置があり、それを全部覚えなければなりません。
ひっくり返す時も、手前からパタンとやれぱ埃が客席側に飛び、お客様のご迷惑になります。
Imgp0834また座布団にも前と後ろがあるのです。
座布団の四辺のうち三辺には縫い目があります。
残りの縫い目のない一辺が前になります。
これは高座の芸人と客席のお客様、ここでお会いしたのも何かのご縁でございます。
これからも縁の切れ目がない様にということで、この縫い目のない一辺をお客様に向けるのが礼儀とされています。
前座さんはこんな所まで気を使って座布団を返します。
結構楽しいんですがね。

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