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2012年6月 4日 (月)

牡丹燈籠~お札はがし

まだ咳が出て稽古も出来ず、昨日の日曜日はひねもす落語を聴いて過ごしました。
「牡丹燈籠~お札はがし」を、「三遊亭圓生」師匠と「桂歌丸」師匠を聴き比べようという。
何が聴きたかったかというと、幽霊になったお露とお米の駒下駄の音が確認したかったから・・・。
「揺れるとき」に、その「カラ~ン、コロン」・・・のシーンがあるから。
ところが、歌丸師匠は、ここの部分だけ、鳴り物を使っていました。
がっかり・・。
そして、圓生師匠は、「カラン、コロン」・・・。
想像していたよりも、高いトーンで、ゆっくりしたリズムでした。
怪談・牡丹燈籠の発端部分とも言うべき噺です。
根津の清水谷に萩原新三郎という若い美男の浪人が住んでいた。
そこへ、毎夜、若い娘のお露、女中のお米の二人が通って来る。
ある日、新三郎が日に日にやつれていくのを心配した人相見の白翁堂勇斎という人が新三郎宅を覗いてみると、果たして新三郎と語らっているこの二人は骸骨であった。
白翁堂勇斎の助言で新三郎が彼女の住まいだという谷中三崎町をいろいろ調べてみると、この二人、墓もちゃんとある。
つまり、お露とお米は幽霊であったのだ。
新三郎のことを恋しくて、お露が通って来る。
「牡丹燈籠」とは、女中のお米が持っている灯り の絵柄。
夜になると「 カランコロン、カランコロン」という駒下駄の音。
このままだと、新三郎は幽霊に憑り殺されてしまうというので、白翁堂はお露さんの墓のある新幡随院の和尚に助けを求める。和尚は寺宝・海音如来の仏像を貸してくれ「これを肌身離さず、それから魔除けのお札を家中の窓に貼り付けておくように」と固く言いつけた。
果たして、お露、お米の二人は、お札の為に家に入れない。
そこで萩原家の下男の伴蔵、お峰夫婦のもとへ幽霊二人が現れ「どうかお札をはがして下さい」と頼む。
伴蔵夫婦は 最初半信半疑であったが、「それじゃ、百両と引き換えにはがしましょう」と、金に目が眩み、 約束をしてしまう。
新三郎に身体が汚いと幽霊が取り付くからと騙し、行水をさせている隙に仏像をすり替え、お札をはがしてしまう。
その夜、新三郎の許へ二人が現れ、新三郎を憑り殺す。
「牡丹燈籠、今晩はここまてでございます・・・。」

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