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2012年5月14日 (月)

林家たい平さん

eyeglass産経新聞で見つけた「林家たい平」さんの記事。
たい平さんとは直接の接点はありませんが、何と言っても、落研OBの一部のオジサンたちのアイドル「林家あずみ」さんの師匠ということで、ちょっと、ほんのちょっと気になるのです。
pencil読売テレビ系の「笑点」のレギュラーとして人気の落語家、林家たい平が、6月24日午後2時から大阪・大丸心斎橋劇場で独演会「たい平ひとりvol・4」を開く。
「高座に上がる際、『笑点』という“枕詞”の2文字と、どう対峙するかに迷いがある」と明かす。
「地方へ行くと、お客さんの8、9割が『笑点』で私を認識し、残りの1割が落語ファン。
自分としては落語の世界を見ていただきたいけど、やはりそちらの顔も見せないと。
独演会で何席もできる場合は使い分けできますが、大勢で行く時には悩みますね」
師匠・こん平に入門して23年。
病に倒れた師匠からオレンジ色の衣装を引き継ぎ、大喜利メンバーになって7年になる。
大阪へ来るとホッとするそうだ。
実は、春風亭昇太や立川談春、柳家三三らとともに、足しげく大阪で会を開く1人でもある。
「大阪のお客さんは『笑点』の作り込まれた笑いをどう思っていらっしゃるのか、まったくそちらを期待されません。だから素直に落語で勝負できる。どこが足りないかを考えさせて下さる。それがうれしい」
埼玉県秩父市出身でありながら、落語家になろうと決意した時によく聞いたのが、桂米朝、枝雀、笑福亭仁鶴ら“上方勢”だったとも。
若旦那のちょっとした仕草などには色気すら感じさせる。
「井戸の茶碗」ほか。真剣勝負のたい平をぜひ見てほしい。
tvやはり、良くも悪くも「笑点」の影響は小さくないということですね。
私のような「落語原理主義者」には、全く不要な部分ですが、先日の「三越薫風寄席」での「井戸の茶碗」でも、歌丸師匠や山田隆夫さんをネタに入れていました。
「何故あんな番組に出るんだ!」
「いつもテレビで見ているわよ~!」
いずれも生の真実の声だと思います。
でも、ある意味では、幸せな悩みなのかもしれません。
圓窓師匠もかつては「笑点」のレギュラーだった時期があります。
私が師匠の名前と顔を覚えたのは、この頃テレビを見ていたからだったというのは、紛れもない事実です。
長じて大学で落研に入部し、先輩から「圓窓師匠には、わが落研は大変お世話になっているんだよ」と聞いた時に、「あぁぁ、笑点に出演している噺家さんだ・・・」と思いました。
知名度を上げるという点では、テレビの力は大きいものがあります。
師匠は、今は完全に"卒業"されて、出演していたことすら仰ることはありません。
色物ではなく、落語そのもので「圓窓五百噺」という前人未踏のプロジェクトを完遂されましたから、「元笑点メンバー」なんていう肩書は不要になったのだと思います。
たい平さんも、これからの落語界を背負って行くべき噺家さんの一人だと思いますから・・・。

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