私の履歴書
今月の日経新聞連載の「私の履歴」は「桂三枝」師匠でした。
今日が最終回でした。
思えば、高校受験の頃、富士山の陰になっているからか、難聴地域なのに、何故か深夜なると、かすかに聴こえて来る在阪局のラジオ番組。
「ヤングタウン」というのと、「桂三枝」という名前が、田舎者の中学生の耳に残っています。
毎日の記事を精読した訳ではありませんが、三枝師匠の最終回のコメントで印象に残ったのは、「100年後に残る平成・昭和の古典づくりが、私の使命だと考える」という部分です。
圓窓師匠創作の「揺れるとき」でも、若き三遊亭圓朝が「100年後・200年後の噺家に尊敬されるものを創り上げな」と、盲目の老人(元噺家)に励まされる場面がありますが、それを思い出しました。
今だけでなく、明日やこれからのことを考える・・。
落語は絶対になくならない、廃れないと思います。
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