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2012年5月20日 (日)

銀座ミキモトホールの刺繍展

私が最も縁がないと思われるミキモトの銀座本店。
"落語をテーマにユーモラスに表現した"作品が展示されているという、刺繍の展覧会を見つけました。
これも落語徘徊の一環だということで、恐る恐る?行ってみました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120517-00000002-ozmall-ent

写真の左側は、寄席の高座をイメージしたもの。
右は、言わずと知れた「目黒のさんま」がテーマになっています。
ついでにも右側に置いてある花は、柳家花緑さんからのお祝い。
5月17日(木)から5月31日(木)まで銀座ミキモト本店 6階ミキモトホールにて開催される「森山多喜子・刺繍展 創作糸で紡ぐユーモラスな世界」という展覧会。
今回は刺繍作家として活躍している森山多喜子さんの心温まる新作約70点が会場を飾り、ひと針ひと針を丁寧に紡いだ、ぬくもりあふれる作品はまさにほっこり気分を味わうのに最適。

森山さんの作品で特徴的なのが、伝統的な刺繍の技法を使いながらもシンプルな作風であること。まるで絵画のような奥行き感があるものばかりだから、刺繍の作品を初めて鑑賞する人でも楽しく見られるはず。
今回の展示について、株式会社ミキモト 広報宣伝課担当の新堀さんに伺うと…。
「日常の風景や落語をテーマにユーモラスに表現した作品を展示します。
普段、手芸作品を見る機会が少ない男性でも楽しんでいただけるのではないでしょうか」。

・・・う~ん、なかなか面白い・・・。
これら全て、絵や版画ではなく、切り絵でもなく、刺繍なんです。
森山多喜子先生も会場にいて、丁寧に説明をされていました。
下の写真を見てください。
これ、「あたま山」ですよ。
人がモーニングを着ているのがご愛敬という訳ですが、間違いなく「あたま山」です。

椅子の上に、猫を刺繍したクッションが置いてあり、金魚の刺繍が飾られている。
これは、田河水泡作「猫と金魚」じゃありませんか!
 
普段、手芸作品などを見ることなどない私でも、楽しませていただきました。

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