師匠との雑談
昨日の稽古会では、参加人数が少なかったことと、頓平師匠が見学に来てくださったこともあり、私の「鬼子母神 藪中の蕎麦」の読み稽古の後、京樽のちらし寿司を食べながら、師匠を囲んで、頓平師匠・窓口さん・私の4人で歓談。
頓平師匠が、「どうやったら落語が覚えられますかねえ?」とお尋ねになりました。
「登場人物がどう思っているか、どう話すか、その人の気持ちを考えて喋ることが大切で、字に書いたものを平坦に覚えるのは駄目。」
「先代小さん師匠は、『登場人物の料簡になって』と仰っていましたが・・」
「そうそう、そういうこと。」
・・・そうそう、以前師匠が仰いました。
「落語はね、活字で覚えちゃいけないよ。生きた言葉で話さないと、お客さまに気持ちが伝わらないよ。」
・・・それが、少し分かりかけて来た、今日この頃の私です。
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