千早亭稽古会
新クールに入って、第1回目の稽古会。
三十一・ワッフル・屏風・百人・早千・和歌女・軽太・竜太楼そして永久の9名全員が勢ぞろい。
今日は、読み稽古でした。
◇ 不動坊 千早亭竜太楼
◇ ちりとてちん 千早亭ワッフル
◇ 幇間腹 千早亭三十一
◇ 権兵衛狸 千早亭軽太
◇ 鬼子母神 藪中の蕎麦 千早亭永久
読み稽古というのは、有効な稽古のプロセスで、全員大きな声で。
特に、ワッフル・三十一・軽太さんの3人は、今夜初めて高座本を見たばかり。
字を追うことが出来る分、感情移入が出来ているようです。
私も「鬼子母神 藪中の蕎麦」を感情移入を意識してやりました。
師匠のコメント・・。
登場人物に感情移入することが大切なのは当然だが、地語りの部分で情景描写が上手かったのが、圓生だった。
地の部分に感情移入することで、広く大きく情景を描くことができる。
師匠(圓生師匠)は、これが上手かった。
小さん師匠は、あまり得意ではなかった。
だから、あまり人情噺をやっていないのかもしれない。
情景描写が地語りで出来るから、しっかりした人情噺になる。
永久さんも、地語りの部分がしっかりしている。
これが出来れば、人情噺になる。
・・嬉しいコメントでした。
今日は、高座本を読んでいて気持ちが良かった・・・。
大作ではないものの、人情噺仕立てになっていますので、聴いてくれているメンバーも静まり返る感じがしました。
そこへ、師匠のコメントでしたから。