師匠のコメント
先日の「千早亭」の稽古会の師匠のブログでのコメント。
読ませ稽古、竜太楼(たつたろう)[不動坊]。
読ませ稽古、永久(とわ)[鬼子母神 藪中の蕎麦]。
この二人、滑稽と人情と分野の違う噺に取り組んだ。
持ち味を出してた。
人情噺を演るための、情景描写・感情移入、地語り・仕草。
登場人物になりきるということは、たとえ5分の滑稽噺であれ、1時間の長講人情噺であれ、素を出さずに、その緊張感を持続しないといけません。
私の欠点だと言われている「台詞の最後の部分で素が出て来る」のは、一瞬気を抜いたり、流してしまったりする時です。
まず自分が100%噺の中に入り込むことが大切だと思います。
上手くやろうとか、笑わせようとか、そういう単純なものではない気がしています。
情景描写・感情移入・・・。
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