師匠若き日の「落語研究会」
2月の「番外お江戸あおば亭」に来てくださった談亭志ん志師匠のご友人が、志ん志師匠に「第5次落語研究会」(1968年~)のプログラム36枚等を送ってくださったそうです。
この中で、1975年11月25日の第93回のプログラムに、圓窓師匠の直筆の俳句とサインが書かれてあったそうで、写真を転送してくださいました。
「出がらしは 役者の声も 風邪っぴき ~まるまど」
このときの番組は・・・・・
◇ 花色木綿 古今亭志ん駒
◇ ほうじの茶 三遊亭圓窓
◇ 双蝶々(上) 林家正蔵
《仲入》
◇ 時そば 柳家小さん
◇ 井戸の茶碗 古今亭志ん朝
◇ 一人酒盛 三遊亭圓生
だそうですから、「ほうじの茶」にかけた俳句を書かれたのでしょう。
この噺は、役者の声色なども入りますから、噺と俳句がぴったりの内容です。お茶だから、かけなくてはいけませんし・・。
また、1988年に20周年記念として作られた第1回の『復刻版』もあったようです。
1974年辺りの高座は圓生師匠、小さん師匠、正蔵師匠を中心に、志ん朝師匠、小三治師匠、圓窓師匠という錚々たる面々がプログラムに名を連ねておられるとのこと。
貴重な品物、垂涎ものです。
早速、この写真を師匠にメールで送りました。
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