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2012年3月 6日 (火)

三流亭まど深「猫の茶碗」

eyeglass「落語っ子連発表会」の開口一番は「三流亭まど深」さん。

「あれっ?」
確か、メガネを外して高座に上がると言っていたはずでしたが、外すのをうっかりしたのかメガネはかけたまま・・・。
仕事がとても忙しいのに、発表会の開催についても、本当に色々頑張ってくれて、本当にありがたく思います。
ところで、この噺、一般的には「猫の皿」という名前の方が有名なのですが、稽古の時に師匠が、「この噺で、猫の餌の器に使っている名器は皿ではなく茶碗なんだよ。だから、あたしは、"皿"でなく"茶碗"で演ろうと思う。だから題名も『猫の茶碗』にしたよ。」と・・。
落語の演題を調べると「猫の茶碗」=「猫の皿」となっていますから、特に問題はないでしょう。Photo
  稽古会
江戸の道具屋が田舎に掘り出し物を探しに出かけた。
たいした収穫もなく江戸へ戻る途中の茶店で休みをとる。
麦茶にとうもろこしなんかを食べていると、縁台の下で猫が飯を食べているのに気づく。
よく見ると猫の茶碗が、何と高麗の梅鉢茶椀で、どう少なく見積もっても300両は下らない代物だと気がついた。
茶店の爺さんは知らずに猫の茶碗にしていると思い、なんとか梅鉢茶椀をまきあげてやろうと、道具屋は猫好きを装い、猫を膝に上げ抱いてかわいがり、懐にも入れての猫可愛がり、お気に入りのようにふるまう。
そして猫を3両で買い上げた。
さらに猫に飯を食わせるには食べなれた茶碗がいいと言って、茶碗ももらおうする。
ところが、茶店に爺さんは、「この茶碗は気に入っているので手放せない」と言い、木のお椀を渡そうとする。
道具屋は、それなら茶碗も3両で買い上げようという。
すると茶店の爺さんは、「この茶碗は高麗の梅鉢茶椀といって、捨て値で300両もする高価なものだからだめだ」という。
道具屋は計画が失敗し、懐に入れた猫にひっかかれ、小便もされるはでさんざんの有様だ。
「なんでそんな結構な茶碗で猫に飯食わせたりなんかすんだい」
「その茶碗で猫に飯を食べさせていますと、時々猫が3両で売れますんで」

忙しい身体で、ご本人にすると稽古も十分ではなかったそうですが、前向きに出演してくださいました。
まど深さんがご出演できなかったら・・・、3人だけでは・・・と思うと、本当に感謝したいと思います。
まど深さんは、着物や帯などを"猫づくし"で固めていました。
師匠の「第2次 落語っ子連」にも参加してもらい、引続き切磋琢磨したいものです。

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