「I」さん
昨日、自称「乱志後援会長」の「I」さんと一献。
「I」さんは、師匠の全生庵での初演の「揺れるとき」を一緒に聴いた、数少ない一人です。
下の写真の最前列右端の私の左隣が、後ろの女性に重なっていますが、この人です。
千早亭には、趣味の畑仕事(日曜菜園での農作業)で忙しくて来られませんでしたが、「出来はともかく、あんな大きな噺をよくやったよ(よくやるよ)」と、呆れながらも偽らざる感想を話してくれました。
それ以上は言葉にならないと・・・。
素朴に考えてみれば、かくいう私も、師匠の初演から1年も経たずして、こんな大作を演らせていただけるとは思ってもみませんでした。
昨年の全生庵では、私はこの噺に胸をうたれつつ「いつかこんな大作が演れたらいいなぁ・・」ぐらいでしたから。
でも、震災1年後に、この噺の創作のきっかけになった千早亭で演ることが出来た意義というのは、私の中ではとても大きなものでした。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/02/post-fae4.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/02/post-e7e4.html
「I」さんは、私の噺は聴きたくないそうです。
言われてみれば、今まで3〜4回程度しか聴いてくれていません。
これは、農作業が忙しいだけではなく、私の噺が恐くて聴けない、ハラハラしてしまうんだそうです・・・・。
ほんまかいな・・?
でも、確かにネタ下ろし(初演)は苦手なはずですよ、それよりも菜園(再演)が好きなオッサンですから・・。