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2012年3月31日 (土)

身内の応援

たかが落語道楽とはいえ、身内からも熱く応援(心配)されているという話。
「千早亭落語会」の前日、母から来た「発表会の成功を祈る」というメールの意図が分かりました。
Fw:写真
先日帰省した時に、私が「今月25日の発表会で、圓窓師匠作の噺を演る予定だ」と言っていたようなんです。
それを聞いて、「(師匠が作った噺が)上手くできないと、師匠に失礼にあたるのではないか?」と、いつになく心配になっていたとのことでした。
当日の夜、「何とか出来たよ」とメールで報告すると、「これで今夜はゆっくり眠られるよ」と・・・。
また、親子三代の5人で来てくれた叔父ファミリーも、私の噺の感想を母に伝えてくれていたようです。
今回の「揺れるとき」という噺は圓窓師匠の最新作で、昨年の8月に師匠がまだ一度しか高座にかけられていない噺だそうです。
プロのお弟子さんも、一人も演っていない大ネタだそうですが、先日の千早亭永久さんは、大変ご立派に高座をつとめていました。
永久さんの高座を拝見して思うことは、ただ噺をなぞるだけでなく、その噺の本質や、メッセージを鋭く分析して、自分のものにして演じているところだと思います。
・・・かくありたいと常に思っているのは確かです。
多分に身贔屓・お世辞だとしても、噺を聴いていない
老いた両親には、とても嬉しかったようです。
たかが、されど・・、様々な人に支えられているんですよねぇ・・。
様々な人に、様々なことを感謝しなければいけません。

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