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2012年3月22日 (木)

本当の「揺れるとき」

flair読売新聞の話題。
ここのところ、地震が頻発している気がします。
3月14日(水)午後9時過ぎ。
ル・テアトル銀座での「読売GINZA落語会」。
突然会場のいたるところで携帯のアラーム音が鳴り響き、緊急地震速報を知らせます。
この時、柳家三三さんの「鰍沢」が佳境に入っていたそうです。
主人公の旅人(新助)が、毒でしびれた体を無理やり動かして、お熊の家から逃げ出そうとした時に、緊急地震速報が鳴りました。
ということはすぐさま地震が来るということで、実際に茨城県南部・千葉県北東部で震度5強というかなり大きな地震でした。
東京では震度3だったようです。
この時の三三さんの対応がお見事だったそうなんです。
「みなさん、そのまま、そのまま」となだめながら、「客席の上には何もありません。舞台の上にはいろんなものがある。危ないのはこっちなんですから」。
「本当に危なくなったら、係りの人が出てきて誘導しますから、落ち着いてください」
・・・そのうちに揺れはおさまる。
三三さんすかさず「地震はおさまったが、新助は危ない」。
きれいに噺をもとに戻して、あとは「お材木で助かった」のサゲまで。
今まさに「揺れるとき」という噺にチャレンジしていますので、とても興味深い話題でした。

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