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2012年2月18日 (土)

チャンチキおけさ

music三波春夫さんの歌の話題が続きます。
「チャンチキおけさ」って、何のことだろう・・。120216
「ちゃんちき」は、鉦(かね)などを打ち鳴らす音を表します。
また、摺鉦(すりがね)は金属製の打楽器の一種で、鉦吾(しょうご)、当たり鉦(あたりがね)、チャンチキ、コンチキ、チャンギリ、四助(よすけ)などともいうそうです。
それから、「おけさ」というのは、日本民謡の一つです。
「おけさ見るとて葦(よし)で眼(め)をついた」とか「おけさ正直なら」といった歌詞があり、「おけさ」とは、江戸時代後期に新潟県出雲崎(いずもざき)町あたりにいた、船乗り相手の酌婦の名前。
その「おけさ」なる女性を詠んだ歌詞で歌う越後(えちご)の「おけさ節」は、地元の甚句(じんく)の節にのせて歌うものであった。ところが江戸後期、九州・天草の熊本県牛深(うしぶか)(天草市)生まれの酒盛り唄「ハイヤ節」が船乗りたちによって諸国の港へ持ち回られ、越後では新潟や出雲崎の港へ伝えられた。
すると越後の人たちは、在来の「おけさ節」の歌詞はそのまま生かし、節のほうを流行の「ハイヤ節」に取り替えてしまった。
言い換えれば、「ハイヤ節」の歌詞が不足しているので、在来の「おけさ節」の歌詞を利用したのである。
それが越後の花柳界で育てられ、「新潟おけさ」「寺泊(てらどまり)おけさ」「出雲崎おけさ」「三条おけさ」「柏崎おけさ」』など多種多様の「おけさ節」に発展していった。
なお「おけさ」というとすぐ佐渡(さど)島の「佐渡おけさ」を思い浮かべることが多いが、これは1906年(明治39)ごろ越後側の「おけさ」の人気にあやかって改名したもので、「おけさ」の本場は越後側である。
・・・要するにそういうことです。
明るい曲調ではありますが、歌詞は物悲しいものがあります。
遠く離れて故郷を想うというようなものです。
note月が侘しい路地裏の 屋台の酒のほろ苦さ・・・
    一人残したあの娘 達者でいてかおふくろは・・・
         故郷(くに)を出るとき 持って来た・・・notes
     notesおけさせつなややるせなや
           おけさおけさで身を責める
                  おけさ涙で曇る月moon2

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