そして金願亭乱志
トリを取らせていただいて「浜野矩随」。
三遊亭圓窓師匠に師事してから、既に10題を越す噺をご指導いただき、発表会などで高座にかけて来ました。
まだまだ、自分の思いどおりには出来ませんが、落語の登場人物を描くことの難しさと楽しさを知る連続でした。
2年前の落語っ子連の発表会で、この「浜野矩随」を演りました。
それが、学生時代、OB落語会、50周年記念落語会と、通算5度目の「浜野矩随」の高座でした。
師匠から、身に余るコメントを頂戴しました。
・・・2年経って、無性に演りたくなりました。
この2年間で、師匠から教えていただいた数々のことを、この噺でもチャレンジしたら、きっと違う「浜野矩随」が出来るかもしれない、ということで、今回で6度目の「浜野矩随」です。
出来不出来は、自分では全く分かりません。
ただ、ひとつだけ言えるのは、高座に座った瞬間に見えたものに忠実に、私の今の感性で演るという目的の一部には触れることが出来たのではないかと・・・。
東大落語会の三山亭多楽師匠から、「それまで笑い転げていた小学生の坊やも思わず固唾を飲んで聴き入る名調子はお見事でした。」というコメントを頂戴することが出来ました。
・・・「浜野矩随」・・。
"怠らで 行かば千里の 果ても見む 牛の歩みの よし遅くとも"
これからも大切にしていきたい噺です。
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