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2012年1月 3日 (火)

日本の話芸20周年スペシャル

tv時間というのは、待つとなかなか過ぎないものです。
「日本の話芸20周年スペシャル~至芸名演の軌跡~」です。
  ◇ 長屋の花見           五代目柳家小さん
  ◇ 浜野矩隨              五代目三遊亭圓楽
     ◇ 宿屋仇                 五代目桂文枝
     ◇ 義士銘々伝 三村の薪割り   六代目小金井芦州
     ◇ 浮世床             十代目桂文治
いずれの師匠も懐かしい映像です。
 
先代の「柳家小さん」師匠は、正直なところ、あまり好んで聴く師匠ではありませんでした。
何故「人間国宝」にまで上り詰めたか・・・。
弟子の「柳家さん喬」師匠がコメントされていたのは、端正な言葉遣いということ。
・・そうか、私は想像力や感性が足りないのかなぁと思います。
「リアルにやると品がなくなる」ということも仰っていました。
そして、「ウソはホントに、ホントはウソに演じる」という・・・。
さん喬師匠は、「幾代餅」を演った時に「お前の考えなんか誰も聴きに来ちゃあいねぇ」と言われたのが忘れられないそうです。
素直に演じることが大切だと言うことだそうです。
                        
さて、楽しみは、先代「三遊亭圓楽」師匠の「浜野矩随」です。
ある意味で、私の落語の原点になった噺ですから。
当たり前のことですが、やはり収録の時期が異なると、同じ噺家さんの語りでも、台詞や言い回しが微妙に違います。
圓楽師匠は、淡々と噺を進めて行きますが、これを素人が演ると・・・、お通夜のお悔やみみたいになってしまうでしょう。
何度か、何種類か、圓楽師匠の音源を聴きました。
何人かの噺家さんの音源や映像も視聴しました。
でも、この「浜野矩随」に関しては、私が寄席で初めて聴いた頃、昭和50年代半ばの頃に録音(レコード化)されたものが最高だと思います。
そして、私はそれをネタ本にさせていただきました。
またどこかで、「浜野矩随」を演りたいと思います。
    
「桂文枝」の名跡は、「桂三枝」師匠が襲名することになっています。
上方弁で「宿屋仇」を聴いたのは、確か「桂小南」師匠でした。
江戸では「宿屋の敵」と言いますが、これも面白い、難しい噺です。
「小金井芦州」先生は講釈の師匠で、私は全く知りません。
「義士銘々伝 三村の薪割り」は、「一柳斉貞水」先生を聴きました。
「桂文治」の名跡は、「桂平治」さんが襲名することになっています。
「桂伸治」と名乗っていた頃にテレビにもよく出ていたので、伸治さんというイメージがします。
桂派で最も大きな名前を襲名した顛末は、以前圓窓師匠からお聞きとたことがありますが・・・。
「やかん」「源平盛衰記」「禁酒番屋」など、印象に残ります。

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