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2012年1月13日 (金)

「昭和の名人完結編」(24)

三遊亭圓遊師匠と三遊亭小圓遊師匠。
   ◇ 噺家の夢    三遊亭圓遊
   ◇ 松竹梅      三遊亭圓遊
   ◇ 蛇含草      三遊亭小圓遊
Photo_2 圓遊師匠は、晩年ではありましたが、よくラジオで聴きました。
力みのない、穏やかな口調の師匠だったと記憶しています。
一方の小圓遊師匠ですが、「笑点」に出演して、気障な芸風で人気が出て、歌丸師匠との言い合いが売り物でした。
ところが、弱冠43歳で亡くなってしまいました。
考えてみると、小圓遊師匠の落語は聴いたことがありません。
圓遊師匠が82歳で亡くなったのは、弟子の小圓遊師匠が亡くなった4年後だったようですから、夭折だった訳ですね。
あまりにも気障なキャラクターで人気が出過ぎたために、そこから脱出できずに酒に逃げ、命を短くしてしまったようにも聞いています。
あぁぁ、こんな噺家さんがいたなあ、という感じです。
今の歌丸師匠のご活躍を拝見するに、勿論ご本人の精進の賜物ではありますが、人間(芸人さん)は生きていてなんぼなんだということも真実だと思います。

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