寿獅子
先日の「東京落語会」の冒頭で披露されたのが「寿獅子」。
これは、御祝儀舞いとして行われている獅子舞。
正月・結婚式・開店祝い・周年記念など、さまざまな場で、福を授ける大黒舞や、賑やかな両面踊り(おかめ・ひょっとこ)などを併せて賑やかに演じられます。
楽器は、笛1丁、桶胴1丁、 締太鼓1丁、鉦。
獅子舞の歴史は古く、推古天皇の時代に百済から伝えられた伎楽(ぎがく)の中にあった‘獅子舞’が、日本の各地にそれぞれの形として発展していったといわれています。
江戸の獅子舞は、伊勢の太神楽系であるとも、また、熱田の太神楽系ともいわれていますが、江戸の獅子舞は、江戸前のキビキビしたもので、姿も粋な股引き、腹掛け)に半纏という出立ちで一人立ち、一頭で行います。
今年も「松本源之助社中」の舞いでしたが、調べてみると、松本源之助師匠は、この道では超有名人のようです。
かなりご高齢ですが、なるほど。