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2011年12月20日 (火)

江戸ことば

moon2師匠がよく、普段から言葉遣いに注意していないと、落語で江戸時代の噺をしている時に、当時では絶対に使っていない言葉が出てしまい、噺が台無しになることがあるのを諫めてくださいます。
例えば、飲んだくれている熊さんに、おかみさんが「全くもう酒ばっかり飲んで、仕事をさぼってばかりいて、しょうがないねぇ」なんて言うと、もうしょうがない状態になります。
「さぼる」というのは日本語ではありませんから・・・。

そう言えば、この間の「東京落語会」で、あの鳳楽師匠が「ねずみ穴」で、竹次郎の家が火事になったシーンで、「焼け跡にバラックを建てて・・」と。
【バラック(barrack)】
1.兵舎。営舎。特に、駐屯兵のための細長い宿舎。
2.急造の
粗末な建物。仮小屋。
・・・鳳楽師匠としては2番目の意味であることは明らかですが、これって、やっぱりまずいですよね。
例えば、若手の人に多いですが、マクラで自分のことを(一人称で)「ボク」と言う人がいます。
以前、古今亭志ん輔師匠の会で、師匠の前に上がった前座さんか二つ目が「ボク」という言葉を使ったのを、後から高座に上がった師匠が、とても厳しい口調でコメントされたことがあります。
「わたし」「わたくし」と言った方が良いでしょう。

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