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2011年12月12日 (月)

早い二つ目昇進

banana入門して10ヶ月で二つ目に昇進した噺家さんがいるそうです。
立川流、立川談笑さんの弟子の「吉笑(きっしょう)」さんという人だそうです。
前座から二ツ目への昇進は一般的に3~4年、立川流では6~7年は当たり前なのですが、この吉笑さんは、入門からわずか10ヶ月で二ツ目に昇進したとのこと。
師匠の談笑さんは、立川流の二ツ目の基準である落語50席、太鼓、唄、踊り、講釈の基準を満たしたので二ツ目を認めた言っているそうです。
本人も一生懸命努力して、一応基準はクリアしたのでしょう。
そこは立派だと思います。
今の世の中は、基準化・マニュアル化していますから、こういうケースもありうる訳ですね。
しかし、基準というのは、様々な評価の中で、ボーダーラインにある時に、目安として使うべきで、まず基準ありきというのは、特に芸能の世界では違和感があります。
先日、稀勢の里の大関昇進の際も、マスコミなどでは、最近3場所の勝星が33勝以上というのが、いつの間にか昇進の基準のように言っていましたが、これに満たなくても昇進したり、超えていても昇進しないということは、総合的な判断の中ではあると思うのです。
また、ご本人にとっても、こんなに早い昇進がプラスにならない場合もあるでしょう。
ところで、一番気になったのは、字は違いますが、「きっしょう」というのは、圓窓師匠の二つ目時代の「吉生」の読みと同じだということ。

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