「柳家小ゑん」さん
このセピア色の写真の若い噺家さんは、当時は「柳家小ゑん」と名乗っていました。
昭和36年、東北大学落語研究会主催の「第2回落語観賞会」で、恐らく「ずっこけ」を演っているところだと思われます。
そうです
この若い(可愛い?)噺家さんこそ、誰あろう後の「五代目立川談志」その人なのであります。
特徴のある手首の雰囲気とか指の開き具合いなどは、後に真打になり大看板になっても変わっていない感じがします。栴檀は双葉より芳し・・・。
真打に昇進する2年ぐらい前の、談志師匠25歳の頃だと思います。
創部間もない東北大の落研を応援してくださったそうです。
東北大学落語研究部ОB会刊「仙都に笑いを」より拝借しました。