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2011年10月14日 (金)

沈香・伽羅

chick今まで縁のなかった「香道」。Photo
伽羅(きゃら)という言葉は知っていましたが、あまり良く知りませんでした。
沈香(じんこう)、正しくは沈水香木(じんすいこうぼく)という香木があるそうです。
東南アジアに生息するジンチョウゲ科ジンコウ属の植物である沈香木などが、風雨や病気・害虫などによって自分の木部を侵されたとき、その防御策としてダメージ部の内部に樹脂を分泌、蓄積したものを乾燥させ、木部を削り取ったものである。
原木は、比重が0.4と非常に軽いが、樹脂が沈着することで比重が増し、水に沈むようになる。
これが「沈水」の由来となっている。幹、花、葉ともに無香であるが、熱することで独特の芳香を放ち、同じ木から採取したものであっても微妙に香りが違うために、わずかな違いを聞き分ける香道において、組香での利用に適している。
沈香は香りの種類、産地などを手がかりとして、いくつかの種類に分類される。
その中で特に質の良いものは「伽羅」(きゃら)と呼ばれる。
非常に貴重なものとして乱獲された事から、現在では、ワシントン条約の希少品目第二種に指定されている。

「きゃらぶき」という料理があります。Photo_7
きゃらぶきとは、蕗(フキ)を伽羅色に煮付けた料理です。
フキとは山ぶきであり、伽羅(きゃら)はこの伽羅ですよね。
伽羅の上質なものは競い求めらています。
そんな伽羅にちなんだ黄色を帯びた褐色が伽羅色ということです。
・・・どうも食べるほうの話題に行ってしまいます。
私は、そういう"キャラ"なんです。

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