なぜ「半分垢」?
師匠の「圓窓五百噺」のスタート、第1番目の噺は「半分垢」でしたが、私は以前から、師匠は何故、記念すべき第1号に「半分垢」を選んだのか?
分かりませんでした。別に文句がある訳ではないのですが、それほどポピュラーな噺でもなし、落語会が開かれている名古屋(含笑寺)と縁があるとも思えないし・・・。
先日の千早亭稽古会で、千早亭貴女さんの次の噺が「半分垢」に決まったので、師匠に尋ねました。
師匠は、「それほどの意味はないんだけどね。"一"のつく噺が思い浮かばなかったから、それじゃあ半分から始めようと思って探したら、この噺があったんだよ。」
・・・そうか、やはりそういうことだったか・・・。
それにしても、半分とは気がつきませんでした。
でも待ってくださいよ。
「一」のつく噺がないって、「一分茶番」も「一目上がり」もあるじゃないですか・・・。
そのあたりの、"ぞろっぺい"なところがいいですね。
・・・確かに2番目は「二番煎じ」ですから、意識はしているのかなぁと思うと、5番目が「六尺棒」だったりして。
でも、500番目は「五百羅漢」でした。
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