ゆれるとき
先月の「圓朝まつり」の奉納落語会での圓窓師匠の高座が、落語協会のインターネット落語会にアップされています。
◇ 佐々木政談 三遊亭圓窓
(2002年 第一回 奉納落語会)
◇ ゆれるとき 三遊亭圓窓
(2011年 第十回 奉納落語会)
著作権に触れることを承知で、その一場面を切り出してみました。
師匠がオチを言って会場からの拍手に応えている場面です。
写真で、客席最前列の右端に座って拍手をしているのが私です。
圓窓師匠から落語のご指導(稽古)をしていただいて、なんて幸せなんだと実感している瞬間なのです。
勿論、落語の実力は、お若い頃から折り紙付きの師匠ですが、落語をあらゆる角度から見つめ、様々なことを実践し形にしている。
こんな物凄い人を(素人の私が)我が師匠として触れ合えるんですから、こんな幸運はないでしょう。
「ゆれるとき」を改めて聴いて、やはり唸りました。
師匠には、この噺の「高座本」をお願いし、早速頂戴できることになっていますので、いつかやりたい噺として温めておこうと思います。
ただ、私が聴き違えていたのは、圓朝が訪ねる神奈川宿の元噺家は、「三遊亭三生」ではなく、「三遊亭さい生」でした。
「三生」は実在の名前ですが、「さい生」というのは見当たりませんので、圓窓師匠の創作なのかもしれません。
この辺りも、今度の稽古会で教えていただこう。
・・そうだなぁ、来年のOB落語会でチャレンジさせてもらおうか・・・。
さて、初代三遊亭圓生の門下には、初代三升亭小勝、二代目三遊亭圓生、初代古今亭志ん生、花枝房圓馬、初代山松亭圓喬、三遊亭圓桂(のちの初代坂東政吉)、三遊亭圓遊(のちの初代金原亭馬生)、三遊亭圓盛(のちの初代司馬龍生)、初代三遊亭三生、初代三遊亭南生、三遊亭傳生(のちの初代司馬龍斎)、二代目竹林亭虎生らがいました。
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