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2011年9月23日 (金)

真打昇進

cherry今年の秋は落語協会の真打昇進はないのかな?
と素朴に思っていました。
もう10月になるから、もう完全にないと思います。
なんて思っていたら、来年春の真打昇進のニュースに驚きました。
来年春の昇進は一人だけ。
小三治会長就任後初めての真打でもあります。
しかも、21人抜きの大抜擢という英断。Photo
その噺家さんの名前は「春風亭一之輔」さん。
なるほど、若くして(二つ目で)独演会のチケットがすぐに完売になる実力ですから、流れとしては分からないではありません。
考えてみれば、最近は聴く機会が減っていましたが、今の二つ目さんでは最も聴いている噺家さんですから、嬉しい限りです。
・・が、天邪鬼の私は、何か釈然としない部分があることも確かです。
というのは、私は、まだ一之輔さんの良さが分からないのか、何故そんなに人気があるのかなぁと思っているからです。
尤も、最近の真打というのは、目標というよりスタート地点のようなものですから、毎年10人も粗製乱造していることから考えれば、納得するべきなのでしょう。
三遊亭圓生師匠は、どう思われるでしょう・・・。
圓窓師匠も、同期の小三治師匠より半年早く、同門の兄弟子を抜いて昇進されましたが、当時は一人昇進が当たり前で、定席が7席あったそうですから、披露は70日間だったそうです。
しかも師匠は、当然トリを取る訳ですが、70席全て別の噺を演ったそうです。
以前、懐かしそうに話をされていたのを思い出します。
昔は、真打というのは、そういう位置づけだったという訳です。
以下ご本人のコメント。
「私、春風亭一之輔、来年春より真打に昇進させていただくことになりました。
これもみなさま のおかげ、ありがとうございます。
やることはあまり今までと変わりませんが、どうぞ みなさまも変わらずお付き合いください。」

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