真景累ヶ淵⑦~聖天山
そろそろ私も分からなくなって来ました。
さらに陰湿な展開になって行きます。
「お賤」の頼みで、「新吉」は名主の「惣右衛門」を扼殺してしまいます。
「惣右衛門」の湯灌を手伝った「甚蔵」が、「新吉」が殺したと気づいてしまいます。
これを知った「甚蔵」は、これをネタに「お賤」に金の無心をします。
「お賤」にたきつけられた「新吉」は、聖天山に金を埋めたと偽り、「甚蔵」と2人で金を掘りに行きます。
そして、隙を見て「甚蔵」を崖から突き落とします。
さらに手負いの「甚蔵」が襲いかかるところを、「お賤」が鉄砲で射殺してしまうのです。
さあ、この後はどうなってしまうのでしょう。
寄席や落語会でも、この湯灌場のあたりまで、聖天山のところまでで、これ以降の場面は、あまり演じられていないようです。
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