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2011年9月25日 (日)

落語はやおき亭

eyeパーソナリティの林家たい平さんが「とても貴重な録音だ」と言っていました。
  ◇ 紙入れ     古今亭志ん朝Photo_2
1965年12月26日に文化放送「爆笑演芸会」で放送された、27歳の志ん朝師匠だそうですから、確かに貴重です。
えっ?これが27歳?
・・・やはり天才ですね。
志ん朝師匠も、名人と言われた師匠の映像を見ていて感じるのは、声の出方です。
声を出してるのではなく、声が出て来る感じなんです。
ちょっと口を開くだけで、あの張りのある声で、後から後から流暢な言葉が溢れ出す感じなんです。
それにしても志ん朝師匠。
良い意味で、27歳であることを微塵も感じさせません。
強いて言えば、声がちょっとハスキーに引っくり返る部分が耳についたぐらいでしょうか。
噺が「紙入れ」で、志ん朝師匠のスピードも特に目立ちません。
上手く言えませんが、言われて聴くと、確かにまだ重厚さは足りないかもしれません。
が、それを27歳の青年に求められるものではありません。
いずれにしても、弱冠27歳にして、既に芸に一本筋が通っていたという訳です。

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