« 今夜の月 | トップページ | ウォーキングと落語 »

2011年9月15日 (木)

累草紙〜親不知

Photo_5

三遊亭圓朝の師匠である二代目三遊亭圓生の作だと言われています。
「昭和の名人完結編」に収録されている、八代目林家正蔵師匠の「累草紙〜親不知(おやしらず)」です。
堀越与右衛門は武家の次男として生まれたため、家督を継ぐことが出来ず、12歳のときに越中麻和田村に養子に出された。
それから十年がたち、立派に成人したが、江戸に帰りたいという思いが募りついに置き手紙をして家を出奔。ひとり江戸へ向かう。
旅の途中、歌の宿という宿場の菊屋という旅篭に泊まった与右衛門は、階下の座敷から聞こえてくる唄声に耳を奪われる。
声音は美しく、三味線の演奏も素晴らしい。
すっかり聞き惚れた与右衛門は女中に唄の主を訪ねと、女の名前はいそと言い、この家の十九になる娘であるという。
Photo_17
与右衛門はいそを座敷に呼ぶことを所望するが、「いそさんは誰の座敷にも出たことがない」女中に断られる。
諦めきれない与右衛門は、夜ふけにいその部屋に忍び入り、思いを遂げる。
夫婦約束をした二人は夜が明けると一緒に江戸を目指そうとするが・・・。
「累怪談」「累伝説」というのは、圓朝の「真景累ヶ淵」のベースになっものです。

« 今夜の月 | トップページ | ウォーキングと落語 »

落語・噺・ネタ」カテゴリの記事