「揺れるとき」の高座本
稽古会の時、師匠から直々に、以前からお願いしていた「揺れるとき」の高座本を頂戴しました。
先月の圓朝まつりの奉納落語会で、圓窓師匠がネタ下ろしでお演りになった、師匠ご自身の創作による人情噺です。
私が「三遊亭三生(さんしょう)」という実在の人を借りたと思っていた登場人物は、師匠が作った「三遊亭西生(さいしょう)」という架空の噺家さんでした。
その師匠の創作噺の高座本をねだったところ、快く譲ってくださったという訳です。
いつかチャレンジしようと思っています。
高座本の巻末に、この噺の創作のきっかけについて、特に師匠のコメントが収められていました。
まず、東日本大震災が起こったこと。
そして何と、震災直後に予定していた、「千早亭落語会」の開催を巡っての師匠とメンバー代表だった千早亭当富さんとのやり取りだったそうです。
その時の思いを、圓朝が登場する噺の中に織り込み、師匠によればご自身の了見を挿入したそうです。
・・どうですか。
行きがかり上、私が演らせていただいても良いでしょう。
出来たら、三流亭の発表会が来年3月の予定ですから、震災1周年に合わせて、早速チャレンジしてみようかと、とりあえず勝手に思いました。
来月の稽古会の時に、師匠にお願いしてみよう・・・。
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