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2011年9月 2日 (金)

宝くじ当選確率100% 

dollar落語では、主人公は、必ず富くじの1等を当てています。
Photo_4当たるんです。
「宿屋の富」も「水屋の富」も「富久」も「御慶」も・・・。
本当に羨ましい限りです。
が、そこが落語の面白いところで。
「宿屋の富」を覗いてみましょう。

旅籠屋で客の男が、宿の主に語っている。
「わしはこんな成りをしているが、金が余って困っている。
大名が十万両二十万両なんて端金を借りにくるのは良いが、返す段になると利息を付けるので、金の置き場がなくなるから返さないように断っているありさまだ。
Photo_5 離れが出来たからと見に行ったら、四日歩いて引き返してきた」と、大ぼらを吹く。
宿の主は、内職で売っている富札の最後の一枚を売り付けて「そんなに金が余っているなら、もし千両当たったら、半分の五百両を分けてくれ」と頼む。
「あぁ、いくらでも持って行きなさい、なんなら少し付けてやるか」
杉の森神社で当たり番を見ると、千両の大当たり。Photo_6
足がガタガタ震えて気分が悪くなり宿に帰ると布団を被って寝てしまった。
宿の主もあわてて帰って来た。
「なんだいおまえさん下駄履いたまま上がり込んで」
「お客さんに知らせなきゃ」って布団を剥いでみると、お客さんも下駄を履いていた。
この噺、当たり札だと分かってびっくりするシーンがポイントですね。
今度の「お江戸OB落語会」で、名人「喰亭寝蔵」師匠がお演りになる予定です。
それにしても、宝くじに当たらないかなぁ。
買ってもないのに、当たる訳ありませんが。
         
bankところで、9月2日は「宝くじの日」だそうです。
当選しても換金されない当たりくじが多いことから、販売している某銀行が時効防止のPRの一環で、昭和42年に制定したそうです。


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