本牧亭
こんな新聞記事を見つけました。
最後の講談専門寄席「本牧亭」、9月に閉場
国内にただ一つ残る講談専門の寄席、本牧亭(東京都台東区上野)が、9月24日で閉場することになった。
江戸時代末の開場から約150年。
閉場を惜しむ声が上がりそうだ。
本牧亭は1857年(安政4年)、上野広小路に講談専門の「講釈場」として開場。
その後、落語中心の鈴本亭と改称した時代を経て、1950年に再び講談専門の本牧亭が復活。
四代目邑井(むらい)貞吉、五代目一龍斎貞丈ら多くの名人が活躍し、作家の安藤鶴夫がこの寄席を舞台にした小説「巷談(こうだん)本牧亭」で64年に直木賞を受けたことでも知られる。
だが、講談離れもあって90年に閉場。
92年に近くの文京区湯島に復活、2002年に現在地に移転したが、経営は低迷。
席亭の清水孝子さん(72)は、「若い講談師や観客が増えてきたのに残念」と語る。
本牧亭というのは、鈴本演芸場のルーツになる訳で、席亭「鈴木さん」の「本牧亭」ということで、「鈴本」という名前になったと聞いています。
場所は知っていましたが、行ったことはありません。
講談の定席として、貴重な場所でもありましたから、大変残念です。
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