「昭和の名人完結編」(13)
「小糸ぉぉ・・・、なんで死んだんやぁ・・・
」。
悲しげな三味線と唄に乗って響く、艶やかな悲しい声。
初めて「桂文枝」師匠の「立ち切れ線香」を聴いた時は、確か大学生の頃でしたが、身体が震えました。
学生時代に身体が震えるほど感動した噺って、このほかには・・。
□ 柳田角之進 金原亭馬生
生で初めて仙台で聴いた大看板
□ ねずみ穴 三遊亭圓生
初めてラジオで聴いた昭和の名人
□ 浜野矩随 三遊亭圓楽
鈴本演芸場での運命的な浜野との出会い
□ 芝浜 古今亭志ん朝
車のラジオで聴き眼が曇りました
・・・・みんな震えました。
そうそう、「昭和の名人完結編」。
「桂文枝」師匠の声が好きでした。
やや甲高い声ですが、とにかく色気があった。
上方落語とは思えない品がありました。
上方落語の四天王のうちで誰が好きかと問われたら、私は即座に「桂(小)文枝」師匠だと答えると思います。
・・実は、上方落語はあまり聴きませんから、偉そうなことは言えませんが。
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