圓朝語り
時は幕末。
大川のほとりで、一人の女が絞殺された。
芸に苦悩する若き噺家・圓朝もよく知る蕎麦屋の娘だった。
圓朝は、事件の謎を解き、娘の供養をすると同時に芸に役立てたいと考える。
だが、事件はいっかな解決せず、しかも幽霊譚まで飛び出して……。
落語中興の祖で、その語りが近代日本文学の出発点ともなった稀代の天才、圓朝の『怪談 牡丹灯籠』創作秘話にもつながる、江戸時代ミステリーの快作登場!
これはまたマニアックなミステリーですよ。
主人公は、かの三遊亭圓朝ということですから。
作者の名前を見て驚きました。
「稲葉稔」・・・。
えっ?それじゃあ、私の大好きな「柳家○ん○」師匠が書いた小説?
確か、師匠の本名はこんな名前だったような・・・。
調べてみると、同姓同名の作家の名前でした。
徳間書房。1,575円。
また買っちゃった・・・。
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