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2011年8月14日 (日)

ふたり

tv最近は、ニュース番組以外は視聴することかせ少なくなったのですが、先日、夏バテで早く帰った時に、途中から視聴し始め、とうとう最後まで・・という番組がありました。
2人の人物の絆を描くドキュメンタリー「ふたり」。
今回は映画監督・Mさんと長男。
2011年夏公開の作品は、長男が監督、Mさんが脚本を担当。
2人の合作ともいえる作品だ。
しかし2人の間には知られざる葛藤があった。Photo_3
70歳にしてなお映画への情熱をたぎらせる父。
偉大な父と比較される宿命を負いながらも、挑戦を続ける息子。
6年前、長男は父の反対を押し切ってアニメーション映画の監督になった。
そんな息子をMさんは認めていなかった。
そんななかで始まった今回の映画作り。
番組は10か月にわたって、制作現場に密着した。
幾度も衝突する父と子。
カメラは、2人の葛藤を丹念に追っていく。
主人公のキャラクター設定をめぐって始まった壮絶なバトル。
途中、公開延期の危機さえ訪れた。
そして、制作の山場に起こった「東日本大震災」。
映画はがけっぷちの状況に追い込まれる。
衝突しながらも
、「映画を創る」という同じ目標に向かい、情熱を燃やす父と子の物語。
私が一番印象に残ったのは、東日本大震災が起こった直後のMさんの態度と言葉です。
「たとえどんなことがあっても、"生産現場"を止めてはいけない」と。
「生産現場」という表現を使っていましたが、本当のプロの考えることは、どの世界・どの分野でも同じだと痛感させられました。
地震にも動ずることなく「牡丹燈籠」を演じた三遊亭圓朝。
世の中の様々な分野で、こういうプロフェッショナルがいて、それが日本が世界から賞賛されたベースになっているのです。
何があっても続けなくてはならない。
後のことは、それがあってのことで、ゆっくり考えて行けばいい。
続けることが全てだと。

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