« 鰍沢 | トップページ | 8月19日 »

2011年8月18日 (木)

舟が沈って・・・

typhoon川下りの舟が沈(しも)るという、痛ましい事故が起こりました。Photo
天竜川で23人が乗った川下りの船が転覆。
2人が死亡し、船頭さんを含む3人が川に流され行方不明だと。
船は長さ約11・6メートル、幅約2メートル、重さ約1・3トン。
現場は急流で渦を巻いており、船は岩壁か岩にぶつかったようです。
船を運行している会社は「コースの中で流れが一番速く、一番難しい場所」と説明しているそうです。
子供の乗客には救命胴衣を着用させていたが、大人には転覆時に浮輪代わりとなる救命クッションが備えられていることなどから着用を促すだけで、強制はしていなかったそうです。
まさに「板子一枚下は地獄」です。
落語「佃祭」のような事故です。
それにしても、どうして大人たちは救命胴衣を着用していなかったのでしょうか?
ルールでは、子どもには着用が義務付けられていたようですが、大人は任意だったようです。
しかし、任意だったとはいえ、我々は、この地震や津波で、自分たちの想定の甘さや力の無さを、いやというほど思い知らされたのですから、危機感や緊張感(リスク感覚)がないと言われても仕方がないと思います。
勿論、着用していれば必ず助かったかどうかは分かりませんが。
昔、車のシートベルトが装着され始めた頃、「邪魔だ」「窮屈だ」「俺は大丈夫だ」と、なかなか定着しませんでしたが、今は完全に定着しています。
それは、可能性は少ないけれども、万が一のことがあった場合には、必ず効果を発揮してくれることが分かったからだと思います。
「俺だけは」「面倒くさい」「強制ではない」・・・。
傲慢でもあり、誤ったスタンスだと思います。
局面は違いますが、徒然草の「高名の木登り」を思い出しました。

« 鰍沢 | トップページ | 8月19日 »

テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」カテゴリの記事