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2011年8月 5日 (金)

湯屋番 (`ε´)

angry本当に悲しいやら、腹が立つやらでした。
先日の「紀伊國屋寄席」での某二つ目さんの「湯屋番」です。
http://www.kinokuniya.co.jp/label/20110611120000.html
少なくともこの落語会では、事前にネタ出しているのですから、ベテランならば完成された芸、若手ならば現状でのベストの芸を聴かせてもらいたいと思います。
ネタ出ししていなくても、ホール落語会には、かなり高いレベルを求めたいと思います。
勿論、寄席ならレベルが高くなくても良いと言う訳ではありません。
ただ、寄席は、一面で芸の鍛錬・噺の練り上げの場でもありましょうし、その場でないと噺を決められない事情もあるので、未完成の噺にチャレンジすることもあれば、得意でない噺をやらざるをえないこともあるでしょう。
でも、ホール落語は違います。
ましてや老舗中の老舗の落語会「紀伊國屋寄席」です。
準備に準備を重ねても、罰はあたりません。
晴れ舞台の準備が出来ないほど、忙しい噺家さんとは思えません。
とにかく「湯屋番」ではなく「湯屋」でした。
確かに噺の途中で、心ないおバカ客の携帯電話が3回ぐらい鳴ったのは気の毒でした。
しかし、それを斟酌しても、それ以前でした。
まず声に張りがなくて、やる気が感じられない。
そういうキャラクターかもしれませんが、言葉が聞き取りづらいのは何をか言わんでしょう。
台詞は噛んだり言い間違えたり、言葉が出て来なかったり・・・。
これは完全に稽古不足。
最後は仕草です。
私が圓窓師匠にご指導いただいている仕草や動作の基礎を考えると、登場人物の位置設定が曖昧で、非常にわかりづらい。
特に「湯屋番」は、番台という特殊な場所が出て来ますから、位置設定をしっかりしてやらないと、噺もチグハグになり、聴く方もチンプンカンプンになります。
等々・・・・、とても残念でした。

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