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2011年7月20日 (水)

「ホテル観洋」でのイベント

hotel我々がお邪魔した「ホテル観洋」で先週行われたおもな復興イベントは、以下のようだったそうです。
・・やはり音楽関係のものが多いようです。
5階ロビーでのイベントが多いのは、大勢の避難者や工事関係者などが、三々五々集まることが出来ることと、スペースが十分広いことからでしょう。

【12日】
09:00~18:00(場所:6階ホワイエ)「カットサービス」
18:00~20:00(場所:5階ロビー)「JAZZライブ」
【14日】
10:00 ~   (場所:5階ロビー)「編み物教室」
10:30~11:30(場所:4階浦島)「ヨーガ」
13:00~14:30(場所:5階ロビー)「フラワーアレンジメント」
【15日】
13:00~14:30(場所:5階ロビー)「オペラコンサート」
16:00~18:00(場所:5階ロビー)「音楽コンサート」
【16日】
10:00~15:00(場所:6階ホワイエ)「マッサージ」
11:00~13:00(場所:6階ホワイエ)「歯科相談コーナー」
13:00~14:00(場所:5階ロビー)「アマチュアジャズコンサート」
13:00~15:00(場所:5階談話室)「映画鑑賞」
19:00~20:00(場所:5階談話室)「小山田壮平ライブ」
【17日】
14:00~16:00(場所:5階ロビー)「音楽ライブ」

16:30~17:30(場所:5階ロビー)「落語」~復興出前寄席

Photo_5ところで、この平和な海が牙を剥いた時のことを、この
ホテルの従業員の方が語っているのですが、地震の揺れがやんだ10分ほど後に、海面が黒いことに気づいたそうです。
「養殖のワカメかと思ったら違った。水が引き、海底の黒い岩肌が見えていた。」・・・。
また、一旦引いた水が戻って来た時の光景を、ある住民の方は、「波が入り江で高さ20~30メートルの高さになった。」「黄色い煙が上がり、壁のような黒い波が迫って来た。」と語っています。
女将さんは、「このロビーからも、津波が近づいてくるのが目に入りました。ただ、せいぜい水位が上昇する程度としか感じず、ここまで津波は上がってこないと思いました。」
「しかし、その後、町の方から黄色い土煙が上がりました。何が起きたのかは分かりません。ただその土煙を見ながら、為す術がなかった。被害がないことを、ただ祈るばかりでした。50年前の出来事が脳裏をかすめました。」と仰っています。
そして、あの日から、宿泊客から従業員、住民、復旧作業員の方々が、肩を寄せ合うようにして暮らして来て、いつしか強い連帯感が生まれていったそうです。
「町を復興しなければ、人々がこの地を去ってしまう。そうなったら、ホテルも会社も商店も、すべてが意味をなさなくなる。」
ホテルに集う人々は、自分だけで生きてきたわけではないことを改めて知ったそうです。 そしてこのホテルは、町の復興に携わる人々が集散する「復興の拠点」になったということでしょう。

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