「昭和の名人完結編」(11)
このシリーズも11巻目。
今回は、十代目桂文治師匠。
先日、弟子の桂平治さんの十一代目襲名が明らかにされたばかり。
甲高い声でしたが、「江戸っ子」を感じさせる独特の語り口が魅力でした。
◇ 猫と金魚 桂文治
◇ 八百屋お七 桂文治
◇ 豆屋 桂文治
「猫と金魚」は、あの「のらくろ」の田川水泡原作の新作落語です。
ところで、脇から聞いた話ですが、このシリーズの第11巻目は、もともと「五代目春風亭柳朝」の予定だったそうです。
この師匠は、江戸っ子気質と時間のルーズなところが有名で、確か落語芸術協会会任期人気満了の当日に亡くなったはずです。
私は、「やかん」とか「粗忽の釘」などの滑稽噺、「源平盛衰記」や「お血脈」などの地噺が好きです。
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