乱志の「ねずみ」十態
学士会落語会での「ねずみ」の映像から。
圓窓師匠の出囃子「新曲浦島」に乗って高座へ。
代わる代わる色々な顔をご覧に入れまして、お力落としもございましょうが、私が高座の掃除番でございまして・・・。
「名人は上手の坂をひと登り」
「旅人は 雪呉竹の群雀 止まりては発ち 止まりては発ち」
「振分荷物に脚半甲掛・草鞋履き。誰が見ても旅人だ。」
「あたいんちへ泊まってくださいな。」
「ここが虎屋か。木口といい仕事といい、実に見事だ。」
「さぁさぁ、どうぞお入りください。」
「あぁぁ、気持ちがいいねぇ。顔まで洗っちまった。」
「子どもの喧嘩でそんな傷がつくか。正直に言え。」
「あぁ・・、馬鹿な事をした。・・・私も泣きました。」
「あれ、ね、ねずみが動いてる・・・。」
「政坊、お前さんが見て、あのねずみはどう思う?」
「あれは虎ですか?私はてっきり・・・だと思いました。」
・・・・ありがとうございました。
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