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2011年7月22日 (金)

噺家さんの決まり文句

ship春風亭柳昇師匠のネタの話題が続きましたが、いつも高座に上がって必ず最初に言う台詞がありました。
「私は、春風亭柳昇と言いまして、大きなことを言うようですが、今や春風亭柳昇と言えば、我が国では・・、私一人であります」・・。
みんなが分かっていても聞きたい台詞です。
「我が国では・・」の後の間が何とも言えませんでした。
先代の雷門助六師匠は、「代わる代わるいろいろな顔をご覧に入れまして、さぞお力落としもございましょうが・・」。
おばあさん落語の先代古今亭今輔師匠は、「お喋り専門でございます・・」なんて。
桂文治師匠は、「どうぞお構い無く・・」。
先代の春風亭柳好師匠は、「落語をやらしていただきます」・・。
最近の噺家さんには、あまりいませんね。
春風亭一朝師匠ぐらいでしょうか・・?
「名前が一朝と言うぐらいですから、今日はいっちょうけんめい(一生懸命)やらしていただきます」。
寄席演芸と言うのは、究極のマンネリを楽しむところがいいですね。
高座に上がった時、観客は今日もまた「いっちょうけんめい」を待っている訳です。
時には、拍手が起こったりして・・。

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