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2011年6月27日 (月)

花緑さんの記事

memo本日の日本経済新聞朝刊第5面に「柳家花緑」さんが登場。
凄いですねぇ・・。
スポーツ新聞や夕刊の付録ではなく、天下の日本経済新聞です。
「インタビュー領空侵犯」という激しい題名のインタビュー記事。
「被災地」に縛られるな・まず自分の仕事をきちんと という見出し。
批判をする訳ではありませんが、「災害→義捐金・ボランティア」と、お祭り騒ぎや売名ではないかと思ってしまうほど派手に出張る人がいることも確かな中で、しっかりと自分のやるべきことを明確にしておくことこそ大事なことだと思います。
震災の直後に、圓窓師匠も「一人でもお客さんが来てくださったら、寄席や落語会をやるんだ。」と仰っていました。
さん喬師匠も、「こういう時こそ普通にしていることが大事だ。」と。
被災地にほとんど縁のないのに頻繁に被災地に電話やメールを送り、安否を聞きまくった人、「被災地の人に勇気と希望を"与える"」などと高い所からの物言いで、善意の押し売りをするような人・・・。
「佃祭」の次郎兵衛さん、「救いの腕」の善吉さんのように、人の命を助けて、名も告げずに立ち去る・・。
それのみが素晴らしいとは思いませんが、これが、日本人の美学のひとつだったと思います。
震災を経験して、日本人の中にあって、日本人が忘れていた部分が呼び覚まされたとしたら、それはそれでよかったのかもしれません。
"世の中の 情は人のためならず 巡り巡りて 己が身のため"

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