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2011年6月19日 (日)

佃祭

「朝日名人会」で聴いた、五街道雲助師匠の「佃祭」。
やはり自分が演ったことのある噺というのは、圓窓師匠が仰るとおり「演ってみて初めて分かること」もあり、聴き方にも力が入ります。
これからも演り続けたい噺ですし、一部を自分のネタの参考にさせていただきましたから。
圓窓師匠からいつも指導(アドバイス)されているのは、落語はなるべく台詞(会話)で進めて行くが良しということです。
そういう点からいうと、私が柱にさせていただいた権太楼師匠の「佃祭」は、地の部分が少なく、選択は正しかったと思います。
雲助師匠は、節々に"地"で説明を入れるやり方で、これは大師匠の志ん生師匠の流れを感じました。
志ん生師匠は、講釈師だった時期もあるので、人情噺などでは、かなり"地"を入れています。
噺の流れを考えると、台詞の中に背景や情景を上手く埋め込むことができれば、この方がずっと落語らしく活き活きして来るはずです。
権太楼師匠のは、人情噺仕立てにしていますが、このやり方が好きで選んだ訳ですが、よく出来ていると思います。
そして、オチで拝借した雲助師匠のも、とても良かった。
「さあ、次はもっと上手くやろう!」と、少し元気になりました。
「情は人のためならず」・・・いい言葉です。

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