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2011年6月 1日 (水)

衣替え

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衣替え(衣更え、更衣)は、季節の推移に応じて衣服を替えること。またそのために衣服の収納場所を変更することをもいう。
衣替えの習慣は平安時代の宮中行事から始まった。
中国の風習に倣って旧暦の4月1日および10月1日に夏服と冬服を着替えると定め、これを「更衣(こうい)」と呼んだ。
しかし、天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も更衣と言い、後に天皇の寝所に奉仕する女官で女御(にょうご)に次ぐ者を指すようになったので、民間では更衣とは言わず衣替えと言うようになった。

江戸時代になると着物の種類が増え、江戸幕府は公式に年4回の衣替えでの出仕を制度化した。
武家の制服は、旧暦の4月1日〜5月4日が(あわせ=裏地付きの着物)、5月5日〜8月末日が帷子(かたびら=裏地なしの単仕立ての着物)、9月1日〜9月8日が袷、9月9日〜3月末日が綿入れ(表布と裏布の間に綿を入れた着物)とされ、一般庶民もこれに従った。
現在の着物(和服)の衣替えは、太陽暦10月1日〜5月31日が袷、6月1日〜30日が単衣、7月1日〜8月31日が薄物(うすもの)、9月1日〜30日が単衣とされる。
世はクールビズ、スーパークールビズ。
特に今年は前倒しで行われていますが、今日は涼しくて、なかなか上着が手放せなくて。
四季のある日本ならではの慣習です。

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