落語ファン倶楽部Vol.13
このシリーズも13巻目になりました。
久しぶりに、落語関連書籍の紹介です。
やや独断的で、ミーハーな部分が好きではありませんが、数少ない落語本なので、全巻欠かさずに購入していますが、あまり深くは読んでいません。
特に、ある特定の噺家さんばかりがクローズアップされているのが、どうも好きにはなれません。
それから、座談・対談形式の記事が多いのが気になります。
落語本は、こういう構成のものも多いのですが、例えば昭和の時代でも、インタビューや噺家さん同士の対談のパターンが多いです。
はっきり言えば、安直だと思います。
・・とはいえ、今刊では、権太楼師匠とさん喬師匠の対談は、ほどほど面白かった。
権太楼師匠の「佃祭」も話題になっていましたし。
昔あった「落語界」とか「落語」のような編集の落語の定期刊行物は無理なんでしょうか・・?
まあ、愛好者の絶対数は少ないでしょうから、コマーシャルベースには到底ならないのでしょう。
2,500円という価格も安くないのですが、落語の匂いがするということで、買っているというところでしょうか。
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