水無月の落語徘徊
蒸し暑い梅雨の1ヶ月でした。
6月もあっという間に過ぎてしまいました。
上旬には○○、中旬には□□、下旬には◇◇・・。
それぞれ未来で輝く過去にすることが出来たでしょうか?
ライフワークたる落語徘徊は、相変わらずのところです。
先月は、うっかりして東京落語会に行くのを忘れたりで散々だった寄席・落語会めぐりですが、いくらか復活の兆しありです。
最後の日曜日に、師匠がトリを勤めている鈴本演芸場に行き、改めて寄席の良さを実感しました。
寄席こそが噺家さんと観客の出会いの場所だということです。
権太楼師匠も、一朝師匠も、勿論圓窓師匠も、一人で会場を満席に出来る師匠たちが、実に楽しそうに高座に座っている。
肩の力を抜いて、語ってくれる。
寄席に慣れないお客さんの、間の抜けた反応やマナー違反の所業も、笑いが包んでくれている。
この気の置けない空間が貴重だと思います。
◆ 8日 人形町らくだ亭
◆ 11日 大手町落語会
◆ 17日 東京落語会
◆ 18日 朝日名人会
◆ 25日 さん喬師匠を聴く
◆ 26日 鈴本演芸場下席
先月の「お江戸OB落語会」の映像を、寝蔵師匠がDVDに編集してくださいました。
改めて、自分の噺の至らなさを痛感しました。
しかし、そんな過ぎ去ったことばかりは言っていられません。
次回11月のOB落語会の企画を始めました。
とりあえず出演者が確定しました。
稽古は、「落語っ子連・三流亭」、「扇子っ子連・千早亭」の両方に顔を出しました。
いずれの稽古会でも、「救いの腕」の読み稽古をしましたが、とても難しい噺で、かなり手こずりそうです。
本当に性根を入れて取り組まないと、今までのような訳には行きそうにありません。
そして来月、いよいよ被災地の南三陸町へ、落語慰問に行くことに決めました。